成育環境

製法
自然の海水、化学薬品無使用、自然のままの手法を採用しています。
収穫後の養殖池も化学薬品を使用せず、真水による殺菌を行っており、地球環境にも配慮した養殖を心がけています。
自然の海水を満たす養殖池自然の海水を満たす養殖池
エサ
マルハ株式会社養魚用飼料「ゴカイMax」と養豚・養鶏の栄養補助に使われる「JA100%魚粉」と「米ぬか」を当社独自の配合で調合して与えています。
給餌はほとんど毎日ですが、食べ残しのない様、ゴカイの捕食状況に注意しながら行います。
ゴカイの餌ゴカイの餌
こだわり
薬品による促成栽培などの手段は使いません、また、海水温度調整等を行いません、自然そのままです。
採卵
採卵は主に夜間に行います。採卵・放精直前状態のメスとオスを一匹一匹ピンセットでつまみ、受精卵をつくります。ゴカイの産卵の模様(動画)はこちら
繁殖期のゴカイ 左が雄、青く見える右が卵を体内にたくさん抱えた雌海水に入れると雌の周りを雄が激しく泳ぎ回ります採卵したゴカイの卵
孵化
その時の温度によりますが、4〜7日間程度で孵化します。孵化直後の大きさは200〜300ミクロンと小さいため、孵化した状態は肉眼ではよく確認できません。孵化した稚虫をあらかじめ真水で消毒済みの養殖池に放流します。
稚虫
孵化後約1ヶ月は、海水の栄養で育ちます。1ヶ月〜1ヶ月半ほどで体長2〜3mmほどになって、ゴカイの稚虫が確認できます。これから当社配合の特製エサを食べて、約半年で出荷サイズまで成長します。
春に生まれたゴカイの稚虫、砂の上の筋はゴカイの動いた跡ですゴカイの稚虫大きいものが出荷サイズ
成虫
立派に成長したゴカイの成虫。成長の度合いは個体差がありますが、販売されるゴカイで約半年〜1年間養殖したものです。当社のゴカイはゆっくりと時間をかけて成長させますので、身が締まって堅く、切れにくく、はずれにくいのが特徴です。
立派に成長したゴカイの成虫出荷準備中のゴカイ商品例